専門用語の解説

カラーに関する専門用語

色相

色合い、色味、赤み、黄み、青みなど彩のことです。人の顔もそれぞれ人相というように、色も色相という呼び方をします。

彩度

色の鮮やかさ、強さの度合いのことです。彩度は高低で表し、彩度が最も高い色というのは、鮮やかで色が強いもの、ハッキリとしているものを指すので、色の中でも混じりけのない純色(色の原色に白も黒も加えれられてないもの)を言います。

明度

色の明るさの度合いのことです。最も明度は高い色が白、最も明度が低い色が黒です。明度は明るい暗いではなく、明度が高い、低いで表します。

後退色

実際の位置より、後方にあるように見える色を指します。これは目の錯覚です。明るさが同じ場合は青、紫が後退して見えますが、明るい色と暗い色で比べると暗い色が後ろにあるように見えます。

前進色

実際の位置より前方にあるように見える色を指します。これは目の錯覚です。明るさが同じ場合は赤、橙、黄色が前進して見えますが、明るい色と暗い色で比べると明るい色が前にあるように見えます。

色系統

一定の順序を追って続いている、統一のあるつながりある色のことです。例えば、赤色の場合、彩度や明度(彩度、明度の説明を参照ください)が違うものでも、統一のつながりがあるものを赤系統といいます。

体感温度

実際の温度より、色によって高く感じたり、低く感じたりする心理的な現象を言います。

配色

2色以上の色を配置、構成することを指します。

日本の伝統色

日本文化特有の色彩感覚に基づいた色、歴史の中で絵画や工芸品、着物等に用いられていた色を総称して日本の伝統色と言います。

色の軽重感

色によって同じ重さでも軽く感じたり、重く感じたりすること。これは色彩心理によるものです。

眼への刺激

色の識別、明暗を感じ取る網膜への光の刺激を指します。

マーケティング用語の解説

VMD(Visual Merchandising):ビジュアル・マーチャンダイジングとは?

ビジュアル・マーチャンダイジングは、あるコンセプトに基づいて商品デザイン、ラインナップ、プロモーション、店舗デザインなどを連動させ、視覚的な演出で販売を拡大するマーチャンダイジングの手法です。

これまでは、店舗の装飾や陳列において、見やすさや買いやすさ、商品の魅力を伝えるための視覚的な販売計画、商品企画を指していましたが、現在ではその領域が広がってきています。

VMDの重要性

人は、約80%~85%を視覚的情報で行動し、判断すると言われています。

店舗に限らず、人の印象や企業のウェブサイト、ホームページ、チラシ、名刺、通販カタログ、また職場環境、講演会会場の環境等々、目に入ってくるものには全て関わってくると言っても過言ではないしょう。

人は、視覚的な判断を下す場合に3つの要素が深く関係しています。

その要素とは、色・形・素材

この3要素の中でも更に、最も早い段階で判断基準となるのはです。

人の視覚は、モノを見て最初にを認知し、その後、形・素材を認知していくと言われています。

モノを見た瞬間からによって判断します。だから、間違ったイメージもだけで伝わる可能性さえあるのです。

その逆に伝えたいイメージと色があっているのかどうかを十分考慮すれば、イメージが簡単に素早く相手に伝わることも可能となりますし、さらに形や素材でよりイメージを強く持たせることができます。

VMDの展開

VMDは、企業の営業マン等には全く関係が無さそう思えますが、人と人との関わり合いにおいて第一印象はとても重要で、そのあとの関係性をも左右します。

自分を相手にどう思って欲しいのか、どういう印象を持ってほしいのか、どのようにビジネスを展開していきたいのか、その希望を叶えるためにVMDを投入していく・・・つまり、自分の視覚的販売計画も必要になってきます。

これからのVMDは、誰にでも、どの分野にでも関係し、ビジネスにもプライベートにも必要とされる技術だと考えます。

VMDに欠かせない色と人間の関係

1.人間の目は、色を最も速く認知する。

2.人間の目は、色を見て、それが何であるかを瞬時に判断する。

3.人間の目は、色を見て、それに興味があるかないかを判断する。

4.色は、形(文字・数字)より記憶に残りやすい。

5.色から受けるイメージは、他の感覚(五感)に繋がりやすい。

6.色は、人間の本能に訴えやすい。

7.人間の目は、色の変化に最も速く反応する。